フェンネルの件をマリエン薬局に問い合わせしてみた
母乳がでない お茶を試す・ハーブティー”フェンネル”の危険性について - 母乳が出にくかった私で昨日記事を書いたのですが、フェンネルについては諸説あるようです。
まず、各社がフェンネルについてどういった見解なのか確認するために、問い合わせをしてみました。
質問したことは、
・フェンネルが母乳に良いとされていますが、ハーブのプロに本当のところどうなのかを教えてほしいです。
・なぜフェンネルが母乳に良いとされているのか根拠を教えてください。
・国立健康・栄養研究所の調査では、フェンネルは授乳中の方が飲むのは避けるべきだとされています。
です。
マリエン薬局はハーブの専門店。フェンネルについて私も納得できるような返答が返ってくると期待していました。
昨日の記事はフェンネルについてボコボコにした感じで書きましたが、ハーブは西洋医学なので、また考え方や捉え方の違いがあるのでは?と思ったからです。
日本の機関では危険性を示唆していますが、ドイツの基準に沿ってます、と言われたらそれまでですしね。後は自分の責任でお願いしますってことなんで。
で、実際返事が返ってきたんですけど、予想通り「ドイツ基準です」ということから文章が始まってました。
マリエン薬局ではドイツ薬事法、およびドイツ保健省内のハーブの研究機関であるコミッションEの最新の通達、発表、その他、研究機関の発表するデータ等に基づいてブレンドを決定しています。
( *ω*)要はドイツの基準ですってことですね。
特に妊娠・授乳中の禁忌ハーブとして指定されたハーブは極力、使用を避け、
ブレンドの際には、その摂取禁忌の数値に至ると予想されるブレンドはしておりません。
( ・ω・)ふむふむ。
一部では「フェンネル」などが授乳中の禁忌ハーブとして記載されている
書籍などがありますが、これは「単品」で飲用した場合の危険性です。
ʅ( ՞ਊ՞)ʃこの、「単品」で、というのが意味不明ですね。ドイツではそう言われているのでしょうか?国立健康・栄養研究所の報告では、ブレンドしたハーブティーで危険情報が記されています。「健康食品」の安全性・有効性情報
ブレンドティーにおけるハーブは抽出液になり、一回あたりの単種ハーブ量
としてはごく微量で、ハーブそのものは摂取されないため、禁忌・注意事項
としての記載には該当しないのだそうです。どうかご安心ください。
(*°д°)ここもおかしな点なんです。「ごく微量」とありますよね?
でもマリエン薬局の公式HPで「授乳・乳腺炎対策ブレンド」の紹介では、「母乳の流れをよくする」、「母乳を作る」2つの作用を持つ良質の『フェンネル』をたっぷり配合。」って書いてあるんですよ。
「ごく微量」なの?「たっぷり配合」なの?すごい真逆のこと言ってて怖い。
マリエン薬局のブレンドにもこの「フェンネル」が含まれているものが
ありますが、ブレンドに含まれる量はごく微量で、ドイツの薬事法でも授乳中の
飲用について問題はなく、むしろ他のハーブと複合的に摂取することで健康
増進が期待できるとの見解が出ております。
(ꐦ ´͈ ᗨ `͈ )ここでも「ごく微量」と書かれています。そしてここからフェンネルの効果について言い切ってきます。
フェンネルには、「母乳の流れをよくする」「母乳を作る」という
2つの作用があります。フェンネルの薬効は、血管、気管、消化器官などの通りをよくすることから便秘の予防に、また女性ホルモンのバランスにも働きかけるため美肌にも働きかけます。母乳不足用ハーブティー、乳腺炎用ハーブティーとして、どちらにも効果が期待できます。
( ✧Д✧)けれどマリエン薬局の「授乳・乳腺炎対策ブレンド」にはフェンネルはごく微量しか入ってないから効果はないってことなんですか?と、再度質問をしていますが、まだ返事はありません。
まとめると、
・フェンネルは単品で使用すると危険だが、マリエン薬局の商品に含まれるフェンネルはごく微量で、フェンネルは母乳に良い作用があるけど、ごく微量なので効き目がない。
・フェンネルはごく微量しか入ってないが、公式HPではたっぷり配合、と嘘を書いている。
ということになるんですが、これでいいんですかね?結構大きな会社さんだと思うんですけど、サポートがグダグダですね。言ってることが矛盾しているので不信感が募ります。また返事が来て納得できるといいなと思ってます。