母乳がでない お茶を試す・ハーブティー”フェンネル”の危険性について
おっぱいが出るというハーブティー、原料に危険性!?
フェンネルが入っている
おすすめ母乳ハーブティー5選!
こんにちは。母乳が出ない時に、母乳が出やすくなるお茶として、ハーブティーについて昨日記事を書きましたが、今日はハーブについて詳しく掘り下げていこうと思います。
フェンネルの危険性について
まず、フェンネルが入っている商品がどれだけあるかを調べてみました。
ほとんどの商品に、すべてフェンネルが入っています。
なぜ授乳中のママに危険なフェンネルが入っているの?
実際フェンネルは、
「母乳には良い」という根拠は無いらしいじゃないですか。
えっ!Σ(゚□゚*
各商品のサイトを見てみると、曖昧な書き方で根拠については一切触れてないんですよね。ただなんとなく昔から良いとされてるみたいな感じなんです。
その、古代ヨーロッパや中国で、昔から母乳に良いとされていました的なことで、フェンネルを入れているということなんです。
国立健康・栄養研究所のHPでも、フェンネルについての概要にはこう書かれています。
ウイキョウはヨーロッパでも中国漢方でも古くから重要な薬用植物として利用されてきた。香りがよいので、ヨーロッパでは葉と種子が魚料理に欠かせない、重要な食用ハーブでもある。苦味フェンネル (コモンフェンネル) と甘味フェンネルという2種の汎用種があり、甘味フェンネルは自生せず栽培のみである。スパイス名で呼ばれる場合、苦味フェンネルが、フェンネルという呼び名でよく使われる。俗に、「ダイエットによい」「利尿作用がある」と言われているが、ヒトでの有効性については信頼できるデータが見当たらない。安全性については、妊娠中はウイキョウ油、種子は禁忌である。また授乳中の経口摂取は危険性が示唆されている。
どちらかというと料理に使うハーブとしての認識ですよね。利尿作用もデータがないわけだし。どうしてこれを「母乳が出る」という商品に入れるのかわかりませんよね。消費者をバカにしているんでしょうか。
そこで更に詳しく調べたんです。
実際のフェンネルの危険性
国立健康・栄養研究所では下記のように記載されています。
・授乳中の経口摂取は危険性が示唆されている。
・授乳中の母親が、母乳の出をよくすることを目的に、カンゾウ、※ウイキョウ、アニス等を含むハーブティーを2 L/日以上摂取していたところ、母乳を与えていた生後15および20日の新生児 (2名) で低血圧、昏睡、嘔吐などの中枢神経系障害が生じた。ハーブティーの摂取中止により改善したため、母親が摂取していたハーブティーによる神経毒性と診断された
・妊娠中はウイキョウ油、種子は禁忌である。その他の部位の安全性についても信頼できる情報が十分に見当たらないので、妊娠中は使用を避ける。
上記のことが「危険情報」「総合評価」として記載されています。実際、「授乳中の経口摂取は危険性が示唆されている。」と言い切られていますね。
ただ、ただですよ…?
「1日に2リットルも飲まないよ」
って話じゃないですか?
国立健康・栄養研究所で、1日2リットル飲んだ場合危ないよって言っているならば、それ以下なら「母乳に良い恩恵」を受けることができるんじゃないかって思います。
子供を育てる母親なら少しの不安も取り除きたいのに、「危険」とされているものを入れている会社って、子育てをする母親のことをどう考えているんだろうと憤慨する一方、本当に母乳に良いのなら試してみたい!と私は思うわけです。
そこで次は
フェンネルの良い部分
について調べてみました。
↓ここから追記です↓
フェンネルについて散々調べてきましたが、新事実。
フェンネルの薬効は、血管、気管、消化器官などの通りをよくすることから便秘の予防に、また女性ホルモンのバランスにも働きかけるため美肌にも働きかけます。母乳不足用ハーブティー、乳腺炎用ハーブティーとして、どちらにも効果が期待できます。
と、これは以前マリエン薬局さんに問い合わせしていたものが返ってきたのでご報告しておきます。
それから知り合いの知り合いにメディカルハーバリスト(ハーブのことめっちゃ勉強して資格とってる人)と話す機会があったので詳しく聞いてみると、やはり安全なのか…と思うことばっかりでした。
気にする人は気にするし、ハーブ界でもフェンネル論争は結構よく出る話らしいんですけど、
「なんだって大量に摂取すると体にいい物も毒になってしまう。適量をきちんとしたハーバリストによって監修されているものならば、ほとんど問題はないし、その恩恵を実感できると思いますよ」(にっこり)
ということだった。
これまでフェンネルアンチだったけどどこかで信じたかった私。
この言葉を聞いてホッとするような安心感を得ました。
母乳育児のお悩み解決してくれるハーブティー5選を紹介します!
おっぱいが出なくて、痛いマッサージに耐え、いろいろなサプリやハーブティーを探している方が、安心して続けられる商品に出会えるお手伝いが、できればと思っています。
それではまた次回。
最後まで読んで頂きありがとうございます。